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西多摩旬の味 冬が旬の「ダイコン」「キャベツ」

食べ過ぎ、飲み過ぎの季節こそおいしく、上手に食してみては?

JA西東京かすみ直売センター

青梅市新町 2-28-19 ☎0428-31-1115

営業時間:9時~17時 年中無休(正月等を除く)

12/31は13時まで 翌1/1~1/3まで休み

 

冬野菜の代表ともいえるダイコンとキャベツ。ダイコンは淡白な味わいながら、古くから日本人に愛された食材で、古事記にも登場するほど。高い解毒作用もあることから、大根を食べても決して食あたりしないことに「当たらない役者」をかけ、「だいこん役者」という言葉も生まれたと伝わる。また大根の根の部分には、食物の消化を助け、腸の働きを整えてくれる栄養素も。

お正月、ご飯や餅などを食べ過ぎて胃もたれを感じたら、大根おろしを食べると緩和される。おろしたり、煮たり、漬けたりと、様々な調理方法で楽しめ、寒さでぐんと甘みを増す冬こそ、ぜひ楽しみたい味わいの1つだ。

キャベツは数千年前から世界で栽培が行われたきた歴史を持つが、日本では江戸末期頃に入り明治になって本格的に食され始めた。ビタミンCを多く含むが、最も豊富なのは緑色の濃い外側の葉と、芯の周辺部分。ほかにもビタミンUという珍しい栄養素も含んでおり、有名な胃腸薬の名前に使われるほど。胃や十二指腸のただれた粘膜を修復するので、胸やけや二日酔い、便秘解消にも効能があると伝わる。

食べ過ぎや、お酒の量も増えるこの季節。地元産の新鮮な野菜料理を、おいしく上手に加えてみてはいかが?

地元野菜で作るおいしぃ~一品コーナー

●キャベツinトンカツ いつもは付け合わせのキャベツが主役に!

〈材料〉
豚肉( 薄切り)・・・・・・・6枚
キャベツ(千切り)・・・・・・・2枚
にんじん(千切り)・・・3c m
水溶き小麦粉・・・・・・適量
パン粉・・・・・・・・・・・・・・適量
塩・・・・・・・・・・・・・・・少々
胡椒・・・・・・・・・・・・・・少々
揚油・・・・・・・・・・・・・・適量

①豚肉を少し端が重なるように並べ(長い方が重なるようにする)、塩 ・胡椒をふり、中央にキャベツ、にんじんを細長く並べる。(巻き寿司の具のような感じで)
②肉を端から巻きキャベツとにんじんを包み、筒状になったら周りにも塩・胡椒をする。
③②に水溶き小麦粉、パン粉の順につけ180度の油で揚げる。
3cmくらいの長さに切って器に並べる。

●大根の前菜 いつもの材料がパーティー料理に大変身!!

〈材料〉
大根・・・・・・・・・・・・3 c m
ミニトマト・・・・・・・・・5 個
アサツキ・・・・・・・・・・5 本
塩・・・・・・・・・・・・・少々
柚子胡椒・・・・・・・小さじ2
オリーブオイル・・・大さじ1

①大根を1cmの厚さに切り星の抜き型で
抜き塩を振り10分置く。アサツキは2、
3秒茹でる。
②①の大根の水気をペーパータオルで拭
き、半分に切ったミニトマトを乗せアサ
ツキで結ぶ。
柚子胡椒とオリーブオイルを混ぜて大根
の上からかけたり、お皿に垂らす。

コラム執筆者

鮫島 美穂

メディカルハーブコーディネーター
JSAアイシングクッキー認定講師
管理栄養士
大学では栄養学を専攻し卒業後は保育園に栄養士として勤務。子どもが生まれてからオーガニックな生活に目覚め、マクロビオティックやメディカルハーブを学び自宅でオーガニック野菜を中心とした料理教室Twinkleオーガニック料理とアイシングクッキーの教室を開催。

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