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青梅の有機農家、柳川さん

今月12日までCFに挑戦

クラウドファンディングに挑戦中の柳川さん

昨年9月に日本列島を縦断した台風24号。八王子で観測史上1位の風速を記録し、西多摩各地でも甚大な被害を及ぼした。

その被害を受けた一人であり、青梅市内で有機農業を営むヤナガワファームの柳川貴嗣さん(38)は「本当の意味で農業を持続可能にするために」と、運営資金を募るクラウドファンディング(CF)を来月12日まで行っている。

台風24号の暴風雨が青梅を襲ったのは昨年9月30日未明。翌朝、畑に行くとビニールハウスは倒壊し、野菜は葉がちぎれ茎は折れていた。

タマネギの苗は約3万株が吹き飛び、ハクサイは9割以上が商品にならない状態に。キャベツやブロッコリーも大きな被害を受け、被害額は年間売上の3割に及んだという。

「農業は苗を育てる時期、植える時期、収穫の時期が決まっているので、被害額を取り戻しようがない。挽回は翌年以降になってしまう」と柳川さん。

しかも近年の傾向を見れば、同様の自然災害による被害は今後も大いに予測される。そのピンチを消費者の支援で乗り越えていき、農業を永続的に持続可能な産業として確立するために挑戦を決めたのが今回のCFだ。

柳川さんは学生時代に環境問題の勉強をして有機農業の世界に踏み入れ、2010年に地元青梅で新規就農者として独立。生ごみを堆肥化し、人参やタマネギ、ジャガイモなどを主品目に有機野菜を作っている。今回のCFを通じ被害状況や農業の過酷な現状を多くの人に知ってもらい、生産者と消費者が支え合う仕組みを作ると同時に、「循環型社会を作っている有機野菜のおいしさを多くの人に知ってほしい」との思いも込める。

集まった資金は野菜の種の購入、壊れたハウスの補修、運営資金に充てる。総額100万円を超えた場合、生ごみたい肥機を1台、150万円を超えたらもう1台導入する。

出資者へのリターンは、5000円コースが夏野菜か秋冬野菜、どちらか、1 万円は夏・秋冬野菜両方の詰め合わせを予定。3万円、5万円のコースもある。

詳細はhttps://motion-gallery.net/projects/junkan参照。

問い合わせはinfo@yuuki-nouka.tokyo柳川さんまで。

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