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農場から食卓へ「食べる」体験で魅力発信

SDGs

地産地消ディナー初開催

今秋より、収穫体験のサービスも実施

青梅市今井・小曽木地区で有機野菜を栽培しているヤナガワファーム(柳川貴嗣代表)と繁昌農園(繁昌知洋農場長)は13日、同市本町のカフェころんで「FARM TO TABLE DINNER(ファームトゥテーブルディナー)」を初開催した。

「ファームトゥテーブル」は日本語に直訳すると「農場から食卓へ」の意味。地元の農場で採れた新鮮で安全な食材を仕入れ、食卓で提供するという「地産地消」をコンセプトにしたダイニングスタイルのことをいう。アメリカで生まれたスタイルで、日本でも広まりつつある。

今回のイベントではこのコンセプトに沿い、ヤナガワファームと繁昌農園の採れたて野菜を使ったフルコースを提供。小澤酒造の日本酒も振る舞うほか、武藤治作酒店のオリジナルクラフトビール「VEPER(ベイパール)」も用意した。

イベント中では、柳川代表と繁昌農場長が実際に取り組んでいる農法などを紹介。また土壌の専門家、加藤哲郎さんを招き、優良だといわれている青梅の土壌について話を聞いた。

イベントプロモーターの本橋あいさんは「今回のイベントでは、実際に地元の野菜を『食べる』という体験を通して、青梅の農業の魅力を伝えたかった」と話していた。

今秋より、一般の人が収穫体験や採れた野菜を調理して食べることができる「おうめファーマーズ体験」のサービスも実施していく。

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