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コラム

早い春の到来は異常気象?

2月末の御岳山へ。御岳山駅を降りて間もなくロウバイの甘酸っぱい香りが漂い、ヤマアカガエルがすでに産卵。タマゴケの胞子嚢が石垣からニョキニョキと伸び始め、ロックガーデンにはコチャルメルソウが開花し、ハナネコノメは今にも咲きそうな様子でした。

今年は例年よりも2〜3週間ほど早く春が訪れ「地球温暖化による異常気象?」と心配する声も聞かれています。例年にない気温の上昇や、襲来する台風の増加などにより生態系への影響が懸念されています。生物は周囲の環境や他の生物と密接に関わりながら生きているので、異常気象は生態系へ大きなダメージを与えることが予測されます。

一方、安定的な環境が続くと、ある特定の強い種のみが優先。適度な異常気象は強い種を減少させ、弱い種も生存できる機会を作り出します。

自然環境を考える場合には、冷静に二つの側面を捉える目を持ち判断することが大切です。

 

コラム執筆者

宮田 浩

エコツーリズム・グリーンツーリズムなどに携わり現在は年間を通じ、御岳や奥多摩などを中心としたツアーガイドなど数多く行う、川と森を案内するスペシャリスト。

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