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コラム

~東京の森から~東京チェンソーズ

檜原村の林業会社「東京チェンソーズ」が、街プレ読者の皆様にお届けする東京グリーンプレス!

毎日、西多摩の山々で暮らす僕たちが、リアルな西多摩の自然の姿をお届けします。

丸太を切り〜ぶんぶんごま作り

立川「PLAY!PARK」でワークショップ開催

この夏、立川市にオープンした新街区「グリーンスプリングス」。開放的で緑豊かな、まるで公園のような商業施設です。その一角にある、子どもの遊び場となる屋内広場「PLAY!PARK」でワークショップを開催しました。「東京の檜原村から森をデリバリー」と題し、午前・午後で各回定員10人で行いましたが、いずれも満員盛況となりました。

ワークショップはまず、大きなスクリーンに写真を投影しての〝森のはなし〞。植栽、下刈りなど林業の仕事の紹介や、私たち〝きこり〞の1日などをお話しました。次いでいよいよお待ちかね、ぶんぶんごま作り。

色とりどりのスタンプを押すことで、回したときカラフルになる

今回は、ぶんぶんごまの本体となる丸太を切ることから始めます。伐採後、あらかじめ乾燥させていた直径10㌢ほどの丸太を、のこぎりを使って厚さ1㌢弱に切ります。慣れている人なら簡単ですが、子どもたちにはひと作業となるものなので、我われスタッフが先に少し切れ目を入れておきました。

参加した子どもたちの親御さんからは「のこぎりを使ったのは初めて。いい経験になった」「丸太切りから出来るのは貴重」などのコメントをいただきました。丸太をこまの形に切ったあとは、やすりがけ。これは工具を使ってスタッフが行い、子どもたちは見学となります。そして次も工具を使い、中心に紐を通すための穴を開けます。

そこまで出来たらふたたび子どもたちが主役になってこまへの模様づけ。赤や緑、青などのスタンプを押してこまをカラフルに仕立てます。そして紐を通して、完成となります。

親御さんからは「丸太切りからひととおり体験できたが良かった」「木のぶんぶんごまがあるのは知らなかったので、やってみたかった」などの声があがっていました。「いい匂い」との感想もありました。みなさんお話してくれましたが、やはり今回は丸太を切って、完成させるまで体験できたのが良かったようです。

PLAY!PARKでは12月にもワークショップの開催を予定しています。内容は未確定ですが、今度もまた楽しめるものを用意いたします。近くなりましたらフェイスブック、ツイッター等でお伝えしますので、お待ちください!

コラム執筆者

東京チェンソーズ

今日も森にいます
株式会社 東京チェンソーズ
住 所西多摩郡檜原村654
TEL 042-588-5613

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