東京マウンテン「八ヶ岳観光圏視察研修ツアー」
東京マウンテンとは西多摩エリアのアウトドア、観光関連事業者がネットワークを組み、東京山間地域の観光創出を目標とした組織です。11月16日から17日、八ヶ岳観光圏を中心に視察研修として山梨県北杜市周辺へ。小澤順一郎会長をはじめ、カヌー、ラフティング、バーベキューインストラクター、ウェブデザイナー、宿泊業者、林業者等と多彩なメンバーが研修に参加しました。
ワーケーションの拠点創出を目的としたLiving AnywhereCommonsや富士見 森のオフィス、山梨の酒蔵巡り、八ヶ岳の星空ツアーへも参加。視察のメインでもある八ヶ岳ツーリズムマネジメントは、観光庁から地域連携DMOとして認定を受け、山梨県北杜市、長野県富士見町、原町にわたる「八ヶ岳観光圏」として、地域資源を活かした観光を展開しています。
小林昭治代表理事からのお話で出た「まずは具体的な内容(観光商品)があること」という言葉。2年前の視察で訪れた雪国観光圏でも「ラーメン屋を建ててから、売るラーメンを考えてはダメ」と話されていたことを思い出しました。
西多摩に重ねてみれば、視察に参加した事業者は個性を持った観光商品を持ち日々、磨き上げを行っています。濃厚な二日間に渡る視察研修でしたが、西多摩の観光創生のために一緒に動いているメンバーと、時間を共にして考えを共有できたことが大きな収穫でした。移動中のバスの中で、施設を巡るごとに全員で議論を繰り広げている姿を見て、近いうちに最高の観光地が西多摩から生み出されることを確信した時間でした。