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「青梅市の魅力は人」

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市制施行70周年記念式典を開催

1951年4月に都で5番目の市政施行

2021年に市政70周年を迎えた青梅市は10月23日、明星大学青梅分校にて「青梅市市制施行70周年記念式典」を開催した。

式典の主題は功労者の表彰。市内の清掃活動や交通整理、生活保全、子どもの健全育成など、無報酬かつ10年以上継続する161名・4団体が顕彰された。市が4月から6月にかけて推薦式で公募し、選考した。

4団体は、無形民俗文化財の継承や文化向上に貢献した「谷野フセギのワラジ保存会」「岩蔵フセギのワラジ保存会」と、継続的な善行為が認められた「かかしの会」、自然環境や生活環境保全に尽力した「御岳カップ実行委員会」。「御岳カップ実行委員会」は、多摩川のリバーアクティビティ事業者らの団体で、毎年2回、全国のリバーアクティビティ愛好家や実業団が参加する「御岳カップ」や、川下りしながらゴミを拾う「青梅リバークリーンマラソン」などを主催する。

委員会メンバーのひとり柴田大吾さんは「川はみんなのもの。私たちの事業は、住民の方々の理解の上に成り立つ。有事はもちろん、日常的に川の清掃や相互支援を実践し、地域へ恩返ししたい」と話す。

川を愛する人が増えるほど川ゴミや課題は減少する。リバーアクティビティ事業者ならではの長年の活動が支持された。

式典には浜中市長や市議会議長らが出席。周辺市町長や来賓から祝辞を受けた。浜中市長は「御岳山や多摩川をはじめとする豊かな自然はもちろんだが、青梅市の魅力は人。永年、善行為をされている方へ深く感謝の意を表したい」と式辞を述べた。

詳細は青梅市役所秘書広報課(0428̶22̶1111)まで。

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