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コラム

いつかは川ごみの拾えない多摩川に

川にはまだまだ大物ゴミがあります

青梅市の端から端、御岳から河辺下までの多摩川(約15㌔㍍)の区間をラフトボートで下りながらゴミを拾い、総重量で順位を競う「第3回リバークリーンマラソン」を10月31日開催しました。

今回は19チームのエントリーがあり、総勢93名で約1・5㌧の川ごみを回収。2・2㌧を拾った前回に比べるといくらか減少しました。台風被害の後の状況から考えると、御岳から柚木までの上流区間は随分と綺麗になってきた反面、青梅の市街地に差し掛かる後半区間は時間内に拾いきれないごみがまだまだありました。

ごみがある風景が当たり前ではなく、ごみのない美しい清流が当たり前の多摩川としたい。そうするにはまだ時間がかかりそうですが、ごみは無限にあるものではありません。リバークリーンの活動を続けて、いつかの大会ではごみがなくて大会が成立しないぐらいの状況を目標としております。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。たくさんのご支援もありがとうございました!

コラム執筆者

柴田 大吾

大学探検部時代にラフティングに出会い、オーストラリアでリバーガイドとして活動。
2009年、日本代表選手として世界大会で総合準優勝。現在、御岳で「みたけレースラフティングクラブ」を運営。

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