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SDGs

サステナブルな暮らし、未来へつなげる場づくり

長い間、廃校となっていた木造校舎を改修し拠点に

NPO法人 さとやま学校・東京/活動エリア:檜原村

1950年代、檜原村の藤倉地区の人々が「子どもたちの学びの場を」と建てた手作り校舎・旧藤倉小学校。長い間廃校となっていたが、NPO法人 さとやま学校・東京は多くの協力者やボランティアの力を借り改修。今年から泊まれる学校「藤倉校舎」としてスタートさせた。

▴改装を行う前の校舎とNPO法人代表の川上さん(写真中央)たち

代表の川上玲子さんは杉並区在住。渋谷区役所の社会教育指導に従事していた頃、数多くの渋谷区の若者を檜原村に呼び、ハイキングやキャンプファイヤーはもちろん、里山の再生や林業のお手伝いなど、様々な里山体験を行っていた。同行する若者たちののびのびとした姿や、満面の笑みを見ることで次第に、夢中になったと話す川上さん。村内の人との交流なども深まり、「畑をやらないか?」などの声もかかるようになっていった。「檜原村の潜在的価値の素晴らしさを体感。畑をやることになり、いよいよ定期的に通うことになりました」と目を細める。ただ地域を再生するためには、システムがないと続かないことにも直面していく。

農地の再生や、伝統文化の継承を行っていくため2017年、同NPO法人を設立。2015年以降、借り手がいなかった「藤倉校舎」を借り拠点づくりへと着手した。大掛かりな改修が必要であった校舎も、補助金を活用する他、賛同する会員たちやボランティアの手によるDIYで約1年半をかけ行い2022年春、ついにお披露目された。

校舎内はレトロモダンな雰囲気が広がり、広々とした窓からは四季折々美しい表情が楽しめる。校舎内は「食堂・ブックカフェ」「宿泊スペース」「食文化ラボ」などにわかれ、校庭にはBBQやキャンプができるウッドデッキも。一棟貸しの宿泊利用の他、日帰り利用などを受け付けている。

◂山深い校舎の外ではバーベキューも楽しめる

「サステナブルな暮らしを未来につなげるための体験と学びの拠点。フィールドでは年間を通じた体験プログラムを行っているので、ぜひ地域の人にも参加してほしい」と話していた。

 
▴(左)美しい景色に囲まれたブックカフェ (右)室内に設置されたキャンプコット

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