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秋川渓谷で 環境倫理 プログラム「LNT」開催

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観光事業社、地域活動者30名と学ぶ

参加者全体でLNT7原則の理解

探究型自然体験学習を提供する一般社団法人「フォースウエルネス」が1月23日〜25日、アウトドアを楽しむための環境倫理プログラム「Leave NoTrace(LNT)」トレーナーコースを開催。 西多摩、高尾などから30人ほどが参加した。

アメリカ発祥のLNTは、全ての野外活動でのテクニックが7つの原則を基にして、活動時に環境に与えるインパクトを最小限にするためのプログラム。世界91カ国のアウトドアレクリエーションでの行動基準となっており、日本では2021年、NPO法人「リーブノートレイスジャパン」が設立された。次年度、北海道のガイド養成と連携するなど全国各地で指導者養成講座を開いている。

3日間のプログラムでは、実際のフィールドで7つの原則に基づいた講座が開かれ、参加者に実際にティーチングを行う時間が割り当てられた。参加者たちは事前に各原則に沿ったティーチングプログラムを検討。実践的に行うアクティブラーニング形式でプログラムを学んだ。

ダメージを残さない焚き火のやり方

同社団代表の宮入正陽さんは「子どもたち、そして大人のビジターの『なぜ?』『どうして?』に対し、理由もなく『してはいけない』という言葉を使いたくなかった。西多摩のアウトドア、観光事業社、地域活動の人たちと共に、今後も推進していきたい」と話す。

参加者によるティーチングの実践

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