クロワッサンとデニッシュにこだわりを込める優しいパン職人
河辺駅北口。ファンが通う理由は、オーナーの人柄と多彩なクロワッサンたち。
優しさが全身から溢れる
PLUME(プリュム)加藤智宏さん
「北海道から西多摩に来られたのですね。」
「生まれは釧路で洋菓子メーカーに勤めていましたが、パンの勉強や物産展で東京に出張する機会もありました。いつかはカフェを自分でやりたいと考えていたのですが、北海道は雪も多いし、東京に来たのは、その夢をかなえるためです」
どのメニューもボリュームたっぷり
「最初からこの近辺を選んだのですか?」
「東京に知人もいませんでしたし、将来独立するにも首都圏では厳しいと考えていました。縁あって西多摩が初めての東京となりましたが、良い雰囲気のところだなと気に入りました。」
「オープンから今まで、どんな感想ですか?」
「オープンは2019年12月で、すぐにコロナ禍が来て。やはり女性のお客様が多いですが、老若男女多くの方が来店され、クロワッサンを贈り物にと沢山買っていただいたりしています。値段よりも味重視で買ってくださるのが嬉しいです」
「開店も7時と早いです。」
「午前2時頃から働いています。朝7時開店は、出勤の方が利用してくれるようにとの思いもあり、開いてて良かったといわれることも多いです。休日は毎週遠くから通ってくださるご夫婦もいるんです」
「クロワッサンが大きいですよね。」
「はい(笑)。サンドイッチにするために具材を入れたいのと、大きさによって食感とか、しっとり加減も変わってくるので、私にとっては、こだわりのあるベストなサイズだと思っています」
「甘め」のラインナップも多い
「今後の展望を聞かせてください。」
「できれば2店舗目を開きたい。直接美味しかったと言ってもらえるのが嬉しいですし、西多摩で美味しいクロワッサンを拡げられるように頑張ります」
加藤さんとスタッフの優しさがあふれるお店。パンの種類も多く、ケースの前では迷ってしまうほど。店内はイートインも。まだ知らない方、もったいない。