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コラム

10代のサードプレイス「100日荘」がオープン
移住した市民が空き店舗活用

今よりもっと”のほほん”と

「100-日荘」をオープンした末岡さん

あきる野市五日市の檜原街道沿いに7月29日、空き店舗を改装した10代のサードプレイス「100日荘」が開所した。毎週火曜日と金曜日にオープンし、サードプレイスのほか、地域のお休み処、ワーケーションの場などとしても利用できる。
100日荘を開いたのは、渋谷区で「恵比寿じもと食堂」を運営し、認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえのプロジェクトリーダーを務める末岡マリコさん。
「平日100日くらいは今よりもっと”のほほん”と暮らす未来を思い描いて過ごしてみよう」 がコンセプト。利用できる居場所の数が減ってくる10代が大人に用意された子どもの居場所としてではなく、自分で過ごし方を決められる自由な場所として来られるよう子もの居場所とは定義しなかった。
2階建ての施設には、ミニ卓球台やゲーム、様々なジャンルの漫画や本、まちの人がおすそ分けしあえる冷蔵庫などが置かれ、思い思いに遊んだり、学んだり、昼寝をしたり、食事をしたりして居心地よく過ごすことができる。また、月に2回ほど「10代仕込み部」と銘打ち、子どもと若者の生活力向上を目的に食事をつくる「ごはん仕込みの部活」を実施する。

まちのれいぞうこ

末岡さんはあきる野市の環境にひかれ、2020年から渋谷区との2拠点生活を始めた。22年4月にに映像クリエーターで、夫の孝之さん、長女長男とあきる野市に移住。1年かけ、開所に向け準備してきた。
利用は19歳以下は無料で、予約なしで時間内ならいつでも入退所できる。開所時間中は末岡さん自身も100日荘でリモートワークなどの仕事をしながら在中する。
オープンデーは毎週火曜日、金曜日の10時~17時。
末岡さんは「夏休み明け、学校にどうしても行きたくないという子にとっても、100荘でのほほんと過ごすことが選択肢のひとつになれば。オープンデー以外もシャッターがあいていれば中で仕事をしているので、お子さんと気軽に立ち寄ってみてください」と話している。

1秒タオル誕生10周年

1000万枚突破「ホットマン」が記念企画

創業明治元年のタオルメーカー「ホットマン」 (青梅市長淵)が1秒タオル誕生10周年の記念キャンペーンを始めた。毎月テーマを設け、1年かけて展開する。 「美と1秒タオル」をテーマした8月に次いで、9月は「愉しむ1秒タオル」 。 「1秒タオル」の中でもふんわりやわらかな「ふふらシリーズ」の女子旅セットを特別価格で提供する。
2013年7月に発売した「1秒タオル」は、1センチ角に切ったタオルを水面に落とすと1秒以内に沈み始める、吸水性がきわめて高いタオルのこと。10年間で総販売数は1000万枚を突破した。吸水性に加え、用途によって肌触りやサイズを追求。これまで美容に特化したシリーズなどを発売してきた。
記念キャンペーンでは、特設サイトをオープン。様々な取り組みを全国の67の直営店、公式オンラインショップで実施していく。
「1秒タオル」にまつわるエピソードも募集する。締め切りは2024年1月13日。最優秀賞には素敵な賞品が贈られる。

「河村豊写真展」

 

ローカル線と原風景をテーマに「河村豊写真展」が小澤酒造澤乃井ギャラリー(青梅市沢井)で9月7日~24日まで開かれる。懐かしい思い出や、ふるさとの風景、いつか行ってみたい場所などに出合える。10時~16時30分。11日、19日は休館。

コラム執筆者

編集室システムU

西多摩地域を中心とした東京25区管内の政治、行政、経済社会、トピックスなどを配信する「東京25ジャーナル」の編集室。
“地域の今”を切り取ります。

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