東秋留に新たな息吹を吹き込むカフェ

大判焼きカフェ「MARIN」オーナー 真凛さん
この場所を選ばれた理由は?
開業するにあたり不動産屋さんに相談し、幾つか内見した中で、いちばん理解のある大家さんでした。ここは以前も飲食店でしたが、今年の7月に開業する際、入口や中は全て解体してもらいました。内装に関しては、自分がデザインし、仲間が手作りしてくれました。天井や壁は私も塗りました(笑)。
あえて「大判焼きカフェ」と謳っています。
私の経験としては、国道沿いのガソリンスタンドクルーに始まり、青山のカフェやピザのカフェ、キッチンカーやパンの講師まで(笑)振り返るとお客様対応の経験が多く、皆様が気軽に寄っていただけるお店にしたいと思い、「カフェ」に。「大判焼き」は子供からお年寄りまで、小豆の栄養を摂ってほしいのと、一年中食べられるし、駅を利用する高校生にもぜひ。

こだわりの生地を、ぜひ味わって
こだわりはどんなところに?
大判焼きは、焼き方が難しいところが面白いです。もちもちふわふわの生地が拘りです。
飼料や土壌にもこだわっている、あきる野市内の山下養鶏場さんの卵を使っています。
それで生地がとても厚いのですね。
はい。料理の味を邪魔しない山下さんの卵は餡の味を引き立てます。
基準高く飼育された卵を生かして、あんこやクリームの量を、生地感も楽しめる配分にしています。
冷めてもおいしいですよ。食べたときに生地がパンケーキみたいと言われることもあります。
お弁当も提供されるのですね?
カフェなので(笑)。今までの経験を活かして1日1メニュー程度ですが、キッチンカーメニューを提供しています。数量限定のオリジナルドリンクも好評でした。
看板に「数年後に書道教室を」とあります。
最終目標は書道教室開講です。『カフェで書道』(笑)。大人も子供も「書道はもっと自由でいい」と楽しさを教えたいです。近くにお教室もないらしく、「楽しみにしているわ」と結構言われます。
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真凛さんは、広い経験と持ち前のチャレンジ精神で、新天地で初開業。明るいお人柄とも相まって、来店されたお客様との会話が止むことが無いほど。わざわざ訪れる価値あるオリジナルの「大判焼き」と真凛さんに、ぜひ会いに行ってほしい。
インスタグラム:https://www.instagram.com/obanyaki_cafe_marin/