新着記事

25journal タクロン・チーバー普及協会 小説『卓論伝』を出版

コラム

執筆協力 編集室システムU okamura.nobuyoshi@gmail.com


千葉卓三郎の偉業を顕彰

本書を千葉卓三郎顕彰の紙碑としたい――羽村市を中心に活動するタクロン・チーバー普及協会の思いがブックレットとなった。八王子市在住の岡村繁雄さんの『卓論伝 千葉卓三郎と五日市憲法』である。

背景には、このところ続く著名人の〝墓じまい〞がある。出身地に近い仙台市内の名刹・資福寺にあった千葉の墓所も同様で、かたわらに建てられていた墓をしめす標柱も撤去された。このことは地元紙の『河北新報』などでも大きく伝えられていた。

同会の羽村幸子さんもそれを知人から聞く。「残念には思っていたもののこればかりは致し方ないこと」としながらも、何か自分たちにできることを、仲間の関美智子さんと考えた結果が今回の出版だ。

岡村さんは「卓三郎の人権意識と反骨精神は刮目すべき。10年前の作品が、仙台市の出版社・荒あ らえみし蝦夷から復刊できたことはうれしい。羽村さんたちの情報発信の一助になれば、何よりの恩返し」と話す。

書籍の購入は、Amazonかタクロン・チーバー普及協会(担当・関090‐6547‐2291)まで。

コラム執筆者

編集室システムU

西多摩地域を中心とした東京25区管内の政治、行政、経済社会、トピックスなどを配信する「東京25ジャーナル」の編集室。
“地域の今”を切り取ります。

Copyright© 街プレ -東京・西多摩の地域情報サイト- , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.