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会社を継ぐということ 青梅トーヨーホールディングス小林裕生専務取締役

グルメ コラム

会社を継ぐということ
青梅トーヨーホールディングス小林裕生専務取締役

青梅市今寺に本社ビルをかまえる青梅トーヨーホールディングス。持ち株会社として5つの事業会社をたばね、住宅設備資材の流通と内外装施工、新築、リフォームなどを手がけてきた。

いま、創業者の町田五郎会長を補佐し、経営戦略を担うのが小林裕生専務取締役(34)である。早稲田大学卒業後は、同社もフランチャイズ加盟しているLIXIL(リクシル)で武者修行。日本最大級の住宅設備メーカーでもまれた経験は決して小さくない。「会長の外孫という立場から、いずれは経営の舵取りをという意識はあった。2022〜24年、フランスのビジネススクールHECパリで学び、MBA(経営学修士)を取得したのも、来るべきときへの準備といえる」

この努力が小林専務の自信につながる。なぜなら同校のカリキュラムが実践的だからだ。経営の現場に即した組織論や財務会計、マーケティング、リーダーシップ研修と多岐におよぶ。

「それだけでなく、さまざまな国と業種から集ったクラスメートとの交流が貴重だった。彼らとの対話、同校卒業の著名な経営者が来校してのアドバイスは仕事の肥やしになっている」

会社経営には〝不易と流行〞がある。青梅トーヨーHDの不変の強みは200億円を超す売上高を作ってきた営業力。あえて弱点をあげればIT化をはじめ人事労務制度といった社内の仕組み。いま小林専務は、そこを改善し、社員の満足度を高めたいという。

「それによって社員の採用と教育の成果も上がるはず。少子化が進むなかで、新築着工戸数が減り、逆に増えていくのが既存住宅のリフォーム分野だ。ここではデザインや施工が絡んでくる。それができる人材を育てなければ生き残っていけない」

つまり、工事力と提案力である。顧客に付加価値を与えられれば、同社の企業理念、モノを届けるだけでなく、心地よさを届けることの実現につながる。

【岡村繁雄】

コラム執筆者

編集室システムU

西多摩地域を中心とした東京25区管内の政治、行政、経済社会、トピックスなどを配信する「東京25ジャーナル」の編集室。
“地域の今”を切り取ります。

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