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小河内が誇る自然公園〝山ふる〞

コラム

小河内が誇る自然公園〝山ふる〞

   山のふるさと村は、小河内の周遊道路沿いにある自然公園施設です。正式名称は「東京都立奥多摩湖畔公園 山のふるさと村」。利用者からは〝山ふる〞の愛称で親しまれています。

三頭山の麓、奥多摩湖にそそぎ込むサイグチ沢に沿ってつくられたのですが、この地は、小河内村の日指・南・岫沢の3集落があった場所です。かつて、自然の中で人々が暮らしていたことを思い起こすような姿に整備されており、テントやケビンで泊まれる祝初施設や、自然散策を楽しむトレイル、ビジターセンター、クラフトセンター、レストランもある複合施設なのです。

1990年10月に自然ふれあい施設としてオープンしたのですが、その頃はまだ小河内小中学校も閉校前。オープンセレモニーで鳩を飛ばした記憶が蘇ります。高校生になって初めての夏休みバイトが、山のふるさと村だった幼馴染が多くいたことを思い出します。

   山ふるは、子ども連れの家族に人気で、都心からわざわざお越しになる方も多いようです。しかし、ここには人口の遊具はありません。四季折々の自然を感じながら、山道、河原、湖畔などの多様な地形の中で思い切りあそぶのです。子どにとって運動面・情緒面のどちらを育むことにおいてもとっても魅力的な場所なのですね。

 

僕の家からは車で10分の距離。気軽に行けるので、子どもが歩くようになってからは、ほぼ毎週末通っています。まさに小河内住民の特権!興味がある方はぜひご利用してみてくださいね。

コラム執筆者

島崎 勘

島崎 勘(パフォーマー)かん先生
小河内から奥多摩を、さらには西多摩を盛り上げ、その魅力を全国に発信していきたい!と活動しています。
合言葉は「東京最西端から最先端のまちおこし」。

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