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SDGs

「子ども参加型まちおこしエンターテイメント」
奥多摩生まれの児童らと共に西多摩のイベント盛り上げる
Ogouchi Banban Company/拠点:奥多摩

奥多摩の子どもたちと、西多摩各地のイベントを盛り上げる

東京都最西端、奥多摩町小河内から、奥多摩や西多摩全体の活性化に取り組むOgouchi BanbanC o m p a n y( 略称:OBC)は、「子ども参加型まちおこしエンターテイメント」を仕掛けているまちおこし団体だ。

2014年5月、旧小河内小・中学校卒業生が呼びかけ、同地区に移り住んだ若者と共に設立された。

子どもたちと一緒に地域起こし

代表の酒井卓真さんは奥多摩出身、在住。奥多摩で鹿の食肉加工の仕事に携わる傍ら、同団体では写真、動画撮影及び編集、ホームページや印刷物の制作・編集、奥多摩ソングの編曲、録音、演奏など主に裏方仕事を担当している。

パフォーマーの島崎勘さんも同じく奥多摩出身、在住。東京最西端の保育園・氷川保育園で同町初、唯一の男性保育士として働く傍ら、酒井さん共に楽曲を制作。奥多摩の子どもたちと共にイベントなどへ出張し、歌って踊り、街を盛り上げる「子ども参加型まちおこしエンターテイメント」を行っている。

メンバーたちは自らの手で個性あふれる曲を作る

奥多摩に生まれた児童たちが、街おこしに参加するこの取り組みは、各メディアでも取りあげられ、コロナ前は西多摩各地のイベントに精力的に立ち、会場を盛り上げてきた。子どもたちと一緒に、歌って、踊り、YouTubeでユニークな動画を制作し配信など行っている。

すでに奥多摩の小学校1年生から中学校3年生まで、OBCを経験した子がいる。コロナ禍も明け行われた先日のライブでは、そうした先輩たちが、歩くのもやっとな小さな子どもたちの世話係や、写真撮影するなどサポートする姿も。

島崎さんは「今後は保育園を卒園した子どもたちが、再び戻ってきやすい場作りの工夫をしていきたい。もちろんまた一緒に踊ってくれて、一緒に町を盛り上げていけたら、何より嬉しい」と笑顔で語る。

生き生きとした表情を見せる子供たち

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