市内の夏野菜の収穫、地元生産品で作った昼食楽しむ
羽村市農業委員会主催・JAにしたま共催
羽村市農業委員会は7月4日、市民を対象にした「農ウォークイン羽村」を開催した。羽村市農業委員会主催・JAにしたま共催。
地元農家と一緒に市内の畑を歩いて巡り、収穫体験を通じて市民に農地保全への理解醸成をはかることを目的に企画されるイベント。毎年1回、市の広報誌で募集をかけ集まった市民を対象に行われ、多くの参加者で賑わう。
今年は市民62人が参加。中野峰雄さんのキュウリ、宮川修さんのナス、石田正弘さんのジャガイモとトマト、石田博重さんのトウモロコシを順に収穫してまわった。
昼食には、市内唯一の水田である根がらみ前水田で生産された米と、市内産の新鮮野菜をたっぷり使った夏野菜カレーとサラダが振舞われた。宮川修農業委員会長は「羽村市は住宅地の中に農地があり、農地を守っていくためには農薬や堆肥使用に対する市民の理解が必要だ。より多くの方にイベントを知ってもらい、市の農業に触れてほしい」と話した