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宮中新嘗祭「献穀粟御播種祭」「宮中御田植祭」行われる

農業

西多摩のJA管内で米、粟の2種献穀は初

JAにしたま(村野英夫組合長)管内の久保田晴利さんの農地で
6月22日、「平成27年度 宮中新嘗祭献穀粟御播種祭」が執り行わ
れた。


宮中の祭祀として、その年の収穫に感謝し行われる同祭。東京都
では米と粟の献穀を行っており、今年は16日にJAあきがわ(秋間
荘一組合長)管内の農家・内山晃さんの水田で「宮中御田植祭」も
行われた。地域の選定は宮内庁から東京都、JA東京中央会を通じ
て選ばれる。西多摩のJA管内で米、粟の献穀を同じ年に担当した
のは初めて。JAにしたまでは粟の献穀は27年ぶりという。

天候に恵まれた当日、斎主である元狭山神社の栗原寛昌宮司により厳かに式典が進む。「御播種(おはしゅ)の儀」では奉耕者である久保田夫妻、村野組合長により作切り、播種、土かけが行われた。

その後、久保田さん夫妻、村野英夫組合長、都農業感謝実行委員会の須藤正敏会長、JA西多摩地区協議会の秋間荘一会長、井上信治衆議院議員、瑞穂町の石塚幸右衛門町長、瑞穂町議会の髙水永雄議長らによる「玉串拝礼の儀」なども執り行われた。

式典の後、長岡コミュニティーセンターで開かれた祝賀会では58
人が参加。村野組合長が参加者へあいさつ。
来賓の秋間会長、井上衆議院議員、石塚町長、髙水議長からそれぞれ祝辞が述べられた。収穫は10月中順頃を予定し、その後、宮中へ献穀される。

 

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