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コラム


~東京の森から~ 東京チェンソーズ
檜原村の林業会社「東京チェンソーズ」が、

街プレ読者の皆様にお届けする東京グリーンプレス!

毎日、西多摩の山々で暮らす僕たちが、リアルな西多摩の自然の姿をお届けします。

檜原村の1日を堪能

東京ひのはら地域協議会「邯鄲を聴く会」開催

鮮やかな山の緑を背景に朝食

〝邯鄲(カンタン)〞という昆虫をご存知ですか?邯鄲はコオロギ科の昆虫で、夏の終わりから泣き始める、美しい声色の〝鳴く虫の女王〞。細く震える声が儚さを感じさせるのか、それを人生に擬えた「邯鄲の夢」という故事も有名です。

先月、檜原村の地域団体「東京ひのはら地域協議会」が「邯鄲を聴く会」を催しました。会場となったのは標高800㍍の山の上にある古民家。国の重要文化財である小林家住宅から、山道を数分隔てたお隣で、こちらも江戸時代からこの地にある旧家です。檜原では、山の上こそ、古くから人が住んでいた場所なのです。

当日は残念ながらの雨模様。夕暮れを過ぎても、鳴き声は聴こえませんでした。となると、お楽しみは食事。地域協議会メンバーによる手作りの夕食には、檜原村の地大豆である「鑾野(すずの)大豆」の煮浸し、名産の「おいねのつる芋」の味噌和えなど、珍しくかつ、とても美味しい料理が並びました。加えて、コックの丸山理太郎さんによるジビエの煮込みも。お酒は檜原村のイタリアン「ヴィッラ・デルピーノ」のオーナーシェフ・松村哲朗さんが選ぶワインのほか、あきる野市の「喜正」など地酒も各種が揃い、会場となった家で生まれ、かつて父親と炭焼きもしたという田倉榮さんを中心に宴が進みました。

おいねの

夜が更け雨が上がると、邯鄲が登場。一転して星空となった山の上に、その美しい声を響かせました。翌日は朝から快晴。遮るもののない爽快な景色を堪能しながら庭で食べる朝食。夕食と同様、協議会の

メンバーが作ってくれた朝食はとても美味しかったですよ。なかなか体験できない、檜原の夜と朝を過ごした1日でした。

会場となった家のオーナー・田倉榮さん。村の自然、生活に詳しい

最後にひとつお知らせを。今度の日曜日(30日)、東京チェンソーズでは「秋の感謝祭」を開催します。きこり体験や自然観察会、モミの木でつくるミニ・クリスマスツリーのワークショップなど内容盛りだくさん。東京美林倶楽部の見学会もあります。入場は無料ですので、ご都合が合う方はぜひ、お越しください(一部有料プログラムあり)。詳しくは東京チェンソーズのホームページをご覧いただければと思います。

 

コラム執筆者

東京チェンソーズ

今日も森にいます
株式会社 東京チェンソーズ
住 所西多摩郡檜原村654
TEL 042-588-5613

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