茶どころ「三日月屋」
あきる野市小川東、陸橋たもとにある喫茶店、茶どころ『三日月屋』(山田由妃オーナー・45)は開店1周年を迎えた。季節ごとに味付けが変わるカレー(850円)やパスタ(1100円)などの食事と、ワッフルボウル、チョコラータなどのデザートが好評で常連客が多い。
「出来るだけ季節の地場産の野菜を使うようにしている」という山田オーナー。秋メニューのカレーは茄子の揚げ漬け、マリネにしたニンジン、カブが具材になっていた。さらにライスにはワッフルメーカにライスを入れ焼くといった工夫を凝らしている。ルーと香ばしいライスの組み合わせが独特の味わいだ。
小ぢんまりとした店内にはカウンター席、テーブル席、ソファー席があり、落ち着いた雰囲気で、ゆっくりとくつろげる。「コンセプトは女性の隠れ家。気軽にちょっとした話や愚痴をこぼしに来れる空間を目指した」と山田オーナーは話す。
客層は50代以上の主婦が中心だが、20代の「スイーツ男子」の常連もちらほら。2週間に1回のペースで通っているという福生市の手塚佳孝さん(26)は「初対面の客同士でも会話が弾む温かい雰囲気。山田オーナーには、相談に乗ってくれるなど自分を気にかけてくれていて、つい通ってしまう。デザートは他店と比べ味が濃いめで病みつきになっています」と店の魅力を語った。
平日11時〜18時。土曜日11時〜0時。祝日11時〜17時。日曜定休。080(5869)5093。