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コラム

夏、御岳山の伝統儀式が一般公開

御岳山に鎮座する武蔵御嶽神社で7月13日、一般公開された薪神楽を鑑賞しました。
笛(能管と篠笛)、台拍子、太鼓で演奏される軽快な伴奏と代々受け継がれてきた舞に魅了されました。
そもそも神楽とはどのような意味をもった神事なのでしょうか?

神様を招き、楽しませる神事「神楽」

 日本では古くから天上には大自然を司る神がいると考えられ、神様に願いや祈りを捧げるようになりました。日本神話によると、天の岩戸に隠れてしまった天照大神を外に連れ出すために、天細女命という神様が踊りを見せたことが神楽の起源だと言われています。

都無形民俗文化財に指定されている武蔵御嶽神社の太々神楽(だいだいかぐら)は江戸時代に伝承され、社家31戸の神職により二百数十年間に渡り受け継がれています。太々神楽を奏上することは格式が高い参拝方法で、信徒(講)の申し込みにより行われます。お面を付けていない素面神楽とお面を付けている面神楽の2種類に分かれ、素面神楽では儀式的な舞が演じられ、面神楽は古事記などの神話を題材とし、舞によって神々の歴史や神徳を伝えています。

8月以降も武蔵御嶽神社では神楽の一般公開が行われます。代々世襲の社家によって舞い継がれてきた神楽をぜひご覧下さい。

詳しくは武蔵御嶽神社ホームページまで http://musashimitakejinja.jp/matsuri/daidaikagura/

夏、身近に感じる東京の自然

 7月のある日の夜、部屋の窓の外からブーンと太く鈍い音が聞こえてきました。カブトムシです。その日を境に近所の雑木林を歩き回ったところ、樹液が出ているコナラやクヌギには毎晩カブトムシやノコギリクワガタが群がっていることが分かりました。日野市で生まれ育ちましたが初めて知った事実。東京の市街地では開発が進み自然は消えてしまったと思われがちですが、実はまだこのように身近な場所に自然は残っています。

 

 

 

コラム執筆者

宮田 浩

エコツーリズム・グリーンツーリズムなどに携わり現在は年間を通じ、御岳や奥多摩などを中心としたツアーガイドなど数多く行う、川と森を案内するスペシャリスト。

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