清涼感漂う緑色
老舗製麺店「寿美屋」
あきる野市五日市の老舗製麺店「寿美屋」(岸忠史社長)は7月末、あきる野産ののらぼうを生地に練り込んだ「野良坊冷やし中華」の製造・販売を始めた。爽やかな緑色の麺が清涼感を誘う。
毎春、地元の農家からのらぼう約200㌔を仕入れ、刻んで茹でて乾燥させ、粉にするところから始まる。「仕入れた粉ではきれいな緑色が出ない」と岸社長(59)は自社でのらぼうを加工する工程にこだわる。
緑色の麺にトマトや錦糸卵など暖色系の具が映える。やや太め、ちぢれた形状で、ごま油と酢のきいたスープがよくからむ。薬味に辛味大根を用いても美味しいという。
2食入り324円。通常の冷やし中華は1食114円。いずれも税込。営業時間は9時半〜18時。無休。問い合わせは042(596)0018まで。(提供:西の風新聞)