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さぁ、森へ飛び出そう! 執筆協力〜自然が育む子どもの力〜

耕作放棄された田んぼは、教育の場

こんなにも多くのの参加者が

耕作が続けられなくなった水田(乾田)が、秋川沿いに点在します。水田として良い地形と秋川の良質な水を持っており用水路も完璧。しかし米作りを継承しようという人はほとんどいません。一方、我が子に良い教育を受けさせたいと願う保護者は多いようです。

「米作り」について定期的・総合的に親子で体験する場を作ったら、「耕作放棄地対策と教育を結びつけることができるのではないか」。そう考えた、あきる野市の社団法人が田んぼと教育を結びつける活動を、5月中旬の日曜日に開催。午前中だけで112人の会員さんが、都会などから田んぼ作りに参加。大勢で作業をすれば、草が茂っていて水が入っていかなかった所が、ちゃんとした水田に。「オケラを初めて見た」「カエルやオケラをさわれるようになった」という喜びの声があがりました。頑張った大人たちにとっても、掛け替えのない経験だったことと思います。

私たちが住んでいる地域を、このような教育の場として生かすことは、とても普遍性のあることだと、改めて思いました。田んぼは、西多摩に住む私たちの大いなるアドバンテージです。ぜひ皆さん、田んぼに行きましょう。田んぼには、私たち日本人が自然の生き物と共生していた原点があります。そしてそれは生かし方によっては、貴重な教育資源なのです。

コラム執筆者

橋本勉

長年、教育現場に立ち、時代と共に変わる子どもたちを見てきました。日本の子どもたち体の中に意欲の根っこを培養することが、とても大切だと思う元教員です。

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