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コラム

~東京の森から~東京チェンソーズ

檜原村の林業会社「東京チェンソーズ」が、街プレ読者の皆様にお届けする東京グリーンプレス!

毎日、西多摩の山々で暮らす僕たちが、リアルな西多摩の自然の姿をお届けします。

五日市高校の生徒が林業体験で檜原村へ

地元の産業を知り、将来に役立てる

都立五日市高校アウトドアコースの生徒が〝林業実習〞で檜原村を訪れ、「MOKKINO MORI」で道づくりと薪割りを体験しました。五日市高校のアウトドアコースは2年次から選択できるコースで、定員は20名。

地域の特性を活かした教育を推進する東京都の方針に沿って設けられたもので、週1回(木曜日)、1日を通した授業を行っています。

コースの開設は2年前。授業ではこれまでに、ボルダリングを通じて地域の住民と交流を図ったり、ボランティアスタッフとしてトレイルラン「ハセツネカップ」の運営に関わったりも。

前の週には、消防署で上級救命講習の受講もしたそうで、今後は「あじさい山」(あきる野市深沢)の手入れ体験も予定しているとのことです。担当する先生によると「アウトドアは自然豊かな多摩の特徴を活かした地場産業。授業を通じて、その意義や楽しみを知ってほしい」。

一期生となる3年生には他県のアウトドア専門学校へ進学する生徒もいるそうで、「卒業したら地元へ戻って、アウトドアの仕事に就いてくれたら嬉しい」とも。

生徒にも話を聞きました。道づくりに参加した生徒の1人は、「何もないところに、自分で土をならしたことで道ができるのが面白い」。ここで味わった気持ちを、将来に活かしたいとも話します。別の生徒は部活(バスケ部)のための体力をつける目的でコースを選択したと話しますが、今では「週に1回、一番楽しい1日」となったようです。先生も「みんな楽しそう。幸せだろうな」と話していました。

立川市にある「PLAY! MUSEUM」で開催中の「クマのプーさん」展。貴重な原画約100点と作家の文章でプーさんの世界が体感できるものです。弊社では、物語の舞台となる森の再現に、檜原村の木を提供しています。どんなふうに表現されてるのか、ぜひ、実際に見ていただければと思います。

また、昭島市「モリパークアウトドアヴィレッジ」で新しいワークショップ「はじめてのキャンプ教室」を5回シリーズで行います。キャンプに興味はあるものの、機会がなかったという方におすすめです。第一回目は7月31日。キャンプ場の種類など基本的なことを学び、焚き火に欠かせない薪割りを体験します。お申し込みはモリパークアウトドアヴィレッジのホームページから。

コラム執筆者

東京チェンソーズ

今日も森にいます
株式会社 東京チェンソーズ
住 所西多摩郡檜原村654
TEL 042-588-5613

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