大学生と森林の課題に挑戦
檜原村で新たな木のおもちゃ作り始動
今月初め、弊社と檜原村、桜美林学園が新たな木のおもちゃの開発を目指す、産官学連携による「子どもの好木心『発見・発掘』プロジェクト」の協定を締結しました。
このプロジェクトは、豊かな森林資源を抱え「トイビレッジ構想」を掲げる檜原村の森を舞台に、プロダクトデザインを学ぶ学生とコラボし、通常の木材市場では流通しない木の素材を活かしたおもちゃの開発を行うものです。7月にはプロトタイプを作成、その後、ブラッシュアップを重ね、来年春の販売開始を目指します。弊社は創業以来、〝補助金にのみ頼らない林業〞を標榜し、六次産業化はじめ、空間としての森林を活かすことにも挑戦してきました。
通常は伐採後、山に残したままとなる根株や枝・葉といった規格化できない素材に着目した〝1本まるごと販売〞や、都市部に出向いてワークショップを行い、森について伝える〝森デリバリー〞もその一環です。
協定式の後、今回デザインを担当する桜美林大学芸術文化学群ビジュアル・アーツ専修の学生のアイデア出しのゼミの授業を覗かせていただきました。
木という素材に注目したり、森に注目したり…。若い柔軟な発想に期待です!