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コラム

小作で歌謡ショー「箱根の女」など披露

神谷奈穂さん あきる野市在住の歌手

「歌と踊りの祭典」でステージを飾る神谷さん

あきる野市在住の歌手、神谷奈穂さん(徳間ジャパンコミュニケーションズ) が8月20日、小作駅そばのEntertainment MallTHE マルシェで開催される「歌と踊りの祭典」でステージを飾る。「箱根の女」や「恋しさ燃えて」などを披露する。

神谷さんは山野が美しい長野県駒ヶ根市の出身。若い時から劇団に入り、芝居や歌など芸能活動に打ち込んでが、それでも1993年に「恋時雨」でデビュー。イベントやショーなどで地道な活動を重ね、ファンの心を掴んできた。これまで「好きた。生馬の目を抜く芸能界。浮上の波はなかなか訪れなかきだから」「よさこいソーラン母の祭り」などをリリース。傍ら主宰のカラオケ教室を立川市や八王子市で開いてきた。

祭典ではシニアタレントの森口成男さん、奥多摩町在住の歌手、大五郎さん、踊りの京花流と共演。華やかなステージを繰り広げる。円分含む)。問い合わせは042(533)6659同マルシェまで。

18時開演。チケットは5000円( 場内の飲食などに使えるマルシェコイン2000円分含む)。問い合わせは042(533)6659同マルシェまで。

 

統一選 西多摩は善戦 青梅市長選独自候補を

共産党西多摩・青梅地区委員長に聞く

東京25ジャーナルでは、共産党西多摩・青梅地区委員長の数野一氏(75)に4月の統一地方選などを踏まえ、党の今を話してもらった。

数野氏は「統一地方選では全国的には議席を減らしたが、西多摩地域は青梅、羽村、福生、瑞穂の4市町で8人全員当選を果たした。得票は羽村市で250票ほど減となったが、青梅市は413票伸ばした。組織は高齢化が進み、地力が落ちているのは現実だが、もう1期頑張ると立候補してくれたベテラン議員らの働きで、議席を守ることができた」とした。

現職の浜中啓一氏が3選を目指し、改革保守を掲げる新人の大勢待利明氏が挑む11月の青梅市長選については「浜中市政は看過できない。大勢待氏ではいかがなものかという声も聞く。独自候補の擁立を目指すべきだ」とした。=一問一答はニュースサイト「東京25ジャーナル」7月8日号既報。

父の背中 -41- 先代の仕事と教え

和を演出する新しい老舗

幸楽園 三浦晃弘氏

玉川上水の分水が流れる福生市熊川の幸楽園。広々とした駐車場から料亭へ向かうアプローチは、すでに和の趣がある。訪れた客たち に日々の喧騒を忘れさせ、小旅行気分にいざなう。3代目を受け継いだ三浦晃弘社長が、創業時を次のように語る。

「戦後間もない1951年、熱海で観光業を営んでいた大叔父の三浦美淑が森田製糸場の別荘を買い取り、宿泊もできる宴会場をはじめ た。地元名士の社交場として親しまれ、横田基地の将校のダンスパーティーも行われた」

やがて、父親の哲夫氏と母親の利江さんが福生に移り、71年に晃弘氏が誕生している。哲夫氏は率先して出迎えに立ち、下足番など裏 方の仕事もいとわなかった。子育てに一息ついた利江さんは、結婚式場を手がけた。

「父はアイデアマンでもあり、90年代のはじめに『西多摩に海を!』と東日本最大級の生い け す簀を計画。宿泊施設を壊し、海水を満々とたたえ 魚が泳ぐ『いけすレストラン 浜膳』をオープン。物珍しさも手伝って、新鮮な活魚料理が人気を呼ぶ」

晃弘氏は、94年に学習院大学を卒業すると、プリンスホテルに入社。家業を継ぐための修業ではなく、本格的なコンシェルジュになりたかったという。本社企画部に配属され、日々の仕事をこなすうち、自分自身の想いのつまった店をやりたい気持ちが芽生え、3年後、幸楽園に戻った。

「2003年、父が73歳で他界。私が社長に就任した。その際に固く決意したのは、変えないものと変えるべきものを見極めること。前者は父の日本文化を守るという経営姿勢、後者は常にお客様と時代に目を向けつつ新しい老舗をめざすことだ」

そんな晃弘氏は09年、本館を建て替え、全館オール畳張り、イスでも食事が可能なバリアフリーの料亭に生まれ変わらせた。 そこでは、西多摩産の食材で人々をもてなす。     【岡村繁雄】

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西多摩地域を中心とした東京25区管内の政治、行政、経済社会、トピックスなどを配信する「東京25ジャーナル」の編集室。
“地域の今”を切り取ります。

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