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第7回 和菓子 火打庵 青梅市

コラム

舌と心を満たす伝統と創作の和菓子

 日々のお茶の時間にみんなを笑顔にする昔ながらの酒まんじゅうや団子から、ちょっと贅沢にお客をもてなす上生菓子まで様々な和菓子を作る火打庵(青梅市東青梅2‐12‐6)。店主の塚本一雄さんは伝統和菓子を大切にしながらも、創作和菓子作りにも意欲的。西多摩の和菓子党に愛されている。
店主の父親がのれんをかかげ、店は創業70年を迎えた。店名の通り本家は鍛冶屋だった。焼きを入れる火で団子を焼いて売っていたものが正業になり、火打ち屋になった。

 

 

仲良し主婦のおしゃべりお店散歩

抹茶セットを味わい楽しくおしゃべりする田村さん、西川さん、橋本さん(左から)

 塚本さんは、若いころは画家を目指していた。上生菓子作りでは京都の名だたる老舗に教えを請い、助言を受けた。美術の道で磨いたセンスと老舗の助言は和菓子作りにも、24年前に新しく構えた店舗づくりにも生かされている。
瀟洒な店舗には喫茶室もあり、平日はランチも味わえる。接客は妻の君代さんらスタッフが気持ちよく応対。この日の散歩びとは、田村真理子さんと田村さんが営む雑貨、食器などの店「コットンクラブ」を手伝う西川佳代子さんと橋本典美さん。上生菓子と抹茶のセットで一息ついて、おしゃべり。 「ほどよい甘さで上品な味。抹茶もおいしい」(西川)
「お団子は一串二玉で食べやすく、みたらしや草団子などが味わえてうれしい」(橋本)
「酒まんじゅう、おはぎ、お団子、みたらしをかけた焼きまんじゅうなど全部おいしい。美しく季節感のある上生菓子は贈答品としても喜ばれています。包装紙もとっても素敵です」(田村)
麦こがしとクルミ入りミルク餡の素朴な焼き菓子「がちゃ萬」(180円)、金剛寺の誓いの梅の木にちなんだ梅入梅酒ゼリーの「誓いの梅」(216円)など地元に因んだ和菓子も人気だ。

営業時間は9時30分〜17時30分、

月曜、日曜定休。( 営業時間、休みはコロナ禍のため変更している)。

問い合わせは0428(24)0122まで。

 

コラム執筆者

おしゃべりお店散歩 仲良し主婦のグルメ探訪

西多摩の仲良し主婦友達による、街のグルメ探訪です。
気になる“あのお店”の味を紹介していきます

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