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コラム

オリンピックを機に、日本の魅力を世界に発信しようと、全国でも積極的な取り組みが行われておりますが、地域に眠った伝統文化は、まだまだ数多くあります。今回は青梅市で、そうした活動に尽力される皆さんをご紹介したいと思います♪

 

「青梅の伝統、夜具地(やぐじ)紙バックの秘密」

 

皆さんは、「夜具地(やぐじ)」を聞いた事がありますか? 「夜具地」とは、布団を包む木綿生地の事で、青梅市は50年以上前その一大産地でした。

実は、夜具地の生地は大切に保管されております。今では後継者がいない上に夜具地が作成出来る方がおりません。 「保管しているだけでは後世に伝えてはいけない」と、夜具地を広める活動をされている方々がいらっしゃいます。

その中で、今回はつぶあんカフェの店長山田さんにお話を伺って来ました。 青梅の地域活性化で何が出来るかを考えていた時に夜具地を後世に残す活動をされている夕日色の会の向貞江さんと出会いお話を伺ったそうです。

「私にも夜具地の良さを伝えられる方法はないか」と思った山田さん。 思いついたのは、「夜具地の布を大量に使うことはできないので、柄をプリントしてみたら?」という事。そこで、作成したのが写真の特製夜具地紙バックです。

かわいらしいデザインの夜具地

もう一つこだわりがあるそうで、株式会社精興社の独自の書体デザインを使用して文字を紙バックに記載しています。 そういった青梅にゆかりのある物がコラボする事で更に青梅の魅力を伝えられると思ったそうです。

こちらのオリジナル書体、絵本でお馴染みのぐりとぐらや大きなかぶ、文字にこだわる小説家にも人気のとても美しい書体です。 「随分時間をかけてしまったのですが、やっと完成しました。これからは素敵な商品のある沢山のお店にアプローチしていきたいです。」と山田さんは仰います。

また、紙バックだけではなく折り紙や風呂敷など、夜具地が広がる方法を考案し続けているそうです。「海外の方が興味を持つ事が多いので、そのうち空港にも置いてもらいたいですね」と目を輝かせてお話されていました。 今後この紙バックを見る機会が増えると思うととても楽しみですね。 そして是非興味を持った店舗の方がいらしたら、つぶあんカフェにご連絡を。

様々なバリエーションも

 

つぶあんカフェ(http://tsubuancafe.com/

コラム執筆者

ツッチー(土屋一昭)

JR御嶽駅すぐ裏手の古民家を拠点に、「自然を通じた癒し」をテーマに活動。奥多摩、青梅エリアの案内や、釣りガイド、ネイチャーガイドなどを精力的に行う。
青梅、奥多摩エリアのナビゲーター的な存在。

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