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コラム

パドラーが増えれば川が安全になる説

「毎週水曜日はリバーレスキュー」。今年からスタートした取り組み。昨年夏に連続して発生した水難事故を受け、多摩川で活動させて頂くリバーアクティビティー事業者として何ができるかを考えました。

湖での基礎練習からスタートしています

過去にも消防警察関係の皆さんとボート操船などを練習する機会はありましたが、決して十分な時間だったとは言えない現状でした。また実際の救助現場を体験した時に〝求められるレベルの高さ〞を感じました。今のままでは水難事故発生時に適切なお手伝いすることもままならないと。

そこで今回の企画につながります。パドラー、消防士。それぞれに得意なことは違いますが、お互いに知識や経験を持ち寄り、できることを増やして、その時に備える時間にしていきます。トレーニングを通じてお互いの顔が見えることも大切。〝川の安全を守る〞というのは言い過ぎかもしれませんが、そのぐらいの意識で取り組んでいます。

まずは川を自由に漕ぐことから

コラム執筆者

柴田 大吾

大学探検部時代にラフティングに出会い、オーストラリアでリバーガイドとして活動。
2009年、日本代表選手として世界大会で総合準優勝。現在、御岳で「みたけレースラフティングクラブ」を運営。

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