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東京最西端の食堂が閉店
東京最西端の食堂であり、僕の実家でもある島勝食堂が、令和6年3月31日をもって閉店となりました。
最終月は、多くの常連のお客さんや終わる前に1度は行ってみたかったというお客さんで大賑わい。雨の降る平日でも行列ができるほど。そして迎えた最終日は本当に良い天気でした。
最後のお客様が帰った後には、子どもたちや親族が集まって、ささやかなお疲れ様会が開かれました。やり切った父と母の表情はとても爽やかです。
お疲れ会の締めは、やはり看板メニューの一つであるカツ丼。やはりいつ食べても美味しい。
子どもの頃、休日に2階でテレビゲームをしていると聞こえてくる「お昼できたよー」の母の声をふと思い出しました。島崎家ではこれが本当にお袋の味だったのです。
一度家を出て、大人になってから再び食べると、かつて思っていた以上に美味しかったんだと気が付きました。その他のメニューも含めて。
小河内ダム完成と共にオープンし、67年続いた歴史が終わりを告げました。
長い間、本当にお疲れ様でした。
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